芥川龍之介、夏目漱石、森鷗外など
名だたる文人たちに敬愛され、
日本文学に大きな影響を与えた人物がいます。
ノーベル賞作家のアナトール・フランスがその人。
代表作『エピクロスの園』で翻訳者・大塚幸男氏が
解説しています。
「彼は卑賤より身を起こした父の努力の一生に対して
常に感動をおぼえていた」。
アナトールの父は経済苦の家庭を支えるために
農場で働き、兵役に就きながらも懸命に勉強し、
書店を持つ夢をかなえた人でした。
そんな父を深く尊敬し、感謝していたからだろう。
彼が描いた作品の多くに貧しい人、
真面目に働く人への優しいまなざしがあります。
今春、大学に進学した新入生たちが決意を語っていました。
ある友は、大学に行きたくても行けなかった
両親の期待に応えるために
「弱い立場の人を守っていける弁護士を目指します」。
別のメンバーは浪人中、
いつも“祈っているよ!”“皆がついてるから!”
と励ましてくれた仲間への感謝を胸に、
「教育者になって、今度は僕が子どもに尽くしたい」と。
誉れのキャンパスで、報恩感謝を胸に学び、
成長しゆく若人たちの未来が楽しみです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!