地震によって壊れた建物など、
被災の記憶や教訓を後世に伝える構造物を
「震災遺構」といいます。

 

来月、東北の津波被災3県の震災遺構が

全て完成する見込みです。

 

遺構の一つ、福島県浪江町の請戸小学校。
 

校舎の1階は津波にのまれました。
 

2階の6年生教室の黒板には、当時の児童らと共に、
復興支援で駆け付けた友の思いも記されています。

 

「一緒に頑張ろう」「何度でも来ます」。



 

福島県の男性は、小学校の卒業式を目前に震災に遭いました。
 

自宅を津波が襲う。
 

原発事故のため県外で始まった中学校生活。
 

炊き出しのボランティアの人、
声を掛けてくれた友達、仲間……。

 

多くの人と出会い、寄り添われる中で彼は前を向きました。
 

“今度は僕が励ます番”と、故郷の役場で働く夢もできました。

 

挑んだ一昨年の試験は不合格。
 

心が折れそうになるたび、
“あの時”支えてくれた方々の真心を思い返して
机に向かいました。

 

昨秋、合格し、来月から故郷での新生活が始まります。
 

彼は「この1年が自分の思いを本物にしてくれました」と。

 

建物の復興が着実に進む一方で、
後世に何を伝え、残すことができるか――。

 

被災された方々だけでなく、今を生きる全ての人たちが
向き合わなければならないテーマです。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!