ある朝、駅構内に耳慣れないアナウンスが流れていました。
よく聞くと、近くにある大学へ向かう人たちに、
改札口を案内しています。
この日が、入学試験当日のようです。
受験する皆が悔いを残さず、
全力を発揮できるよう、心で祈りました。
試験ゆえ、合否はあります。
だがそれは自分という「人間」を判定されたわけではない。
どんな結果でも“これには意味がある”と捉え、
前進し続ければ、その後の人生の厚みが増します。
ある女性は2度の舌がんを乗り越えました。
この経験を通し、
改めて仲間の存在のありがたさなどを実感し、
晴れ晴れと励んできました。
そんなある日、再々発が判明しました。
手術も無事に終え、彼女は三度、境涯を勝ち開いたのです。
人生の途上には成功もあれば、失敗もあります。
だが、失敗は“敗北”ではありません。
さまざまな経験を味わってこそ、味わい深い人生を築けます。
全ての出来事を自身の成長の糧として、
最後は勝って決着をつける。
これが本物の勝者です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!