「この季節になると3度の大学受験を思い出すんです」と、
ある大学生が語ってくれました。
彼の受験の挑戦は、中学校の勉強の復習から始まりました。
浪人1年目は勉強することに慣れるのに精いっぱい。
2年目は、それまでに何通もの不合格通知を見ていたこともあり、
模試で良い判定が出ても、
なかなか不安を拭い去ることはできませんでした。
それでも諦めずに頑張れたのは、
浪人1年目に亡くなった祖母の励ましの言葉があったからです。
祖母は、彼の1度目の受験当日に、メールを送ってくれました。
体調への気遣い、
そして”自分のやってきたことに自信をもって、
堂々と胸を張って受験すれば、あなたなら大丈夫!”との、
彼の可能性を信じ抜く内容だったそうです。
彼は、心が折れてしまいそうになるたびに、
「自分の可能性を信じてくれている人がいたじゃないか」と、
メールを見返し、自身を鼓舞し続けたといいます。
励ましとは、安心と希望と勇気を与えることです。
相手の生命を燃え上がらせ、何ものにも負けない力を
引き出す、精神の触発作業です。
彼らの不安や悩みを完全に取り去ることは
難しいかもしれません。
それでも同苦の精神で励ませば、相手の心は軽くなります。
友に、苦難に負けない希望や勇気を届けたい。
「ほかの誰でもない、あなた自身の可能性を信じ抜こう!」と、
真心のエールを送りましょう。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!