この時季に思い出す花があります。
小学生の時、学校の花壇の土を掘り、
チューリップの球根をそっと置きました。
「紅葉の見頃が植え頃」といいます。
やがて来る春の彩りを、胸に楽しく描いたものです。
秋に植えて春に咲く花は、
他にもアネモネやスイセンなどがあります。
共通するのは開花のために「寒さ」を必要とすること。
冬を経なければ花を結ぶことはありません。
咲くべき時を迎えるために、植えるべき「時」があります。
米作りの場合、春に田植えをしなければ実りの秋は来ません。
時に適った実践こそが境涯を開く直道なのです。
「創」は「はじめる」とも読みます。
秋植えの花々は、春を確信して開花の準備を始めています。
我らも心に新たな決意の芽を育み、新たな歴史を創めましょう。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!