医師として多くの人の臨終に立ち会ってきた友人の言葉が、
とても印象に残っています。
「亡くなる時、その人の分まで価値ある人生を生きようと
“心のバトン”を受け継いでくれる存在があれば、
『死』は永遠の幸福への出発に
感じられるのではないでしょうか」。
ある女性は2年前、父が末期がんで「余命」を告げられました。
しかし、父の残りの人生は“余り”などではなく、
宝のように輝く日々でした。
家族で一日一日を大切にしながら、日々の話題で盛り上がり、
笑い、涙しました。
昨秋、父はほほ笑みを浮かべ、安らかに旅立ちました。
生前を知る仲間は
「あなたのお父さんにどれほど励まされたか」
「今の自分があるのはお父さんのおかげ」と感謝を口々に。
父がこれほどに慕われ、
心の財産を積んできたことに彼女は感動し、
“使命のバトン”を受け継ぎました。
命には限りがあります。
分かっていても、
それを身近な人や自分に引き当てて考えるのは勇気がいります。
だが、この一点に真剣に向き合った時、
大切なものが見えてきます。
地位、財産、名声などより「心の財産」を求める人生にこそ、
真の幸福と満足があります。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!