「数百ものネタを持っていますが、
その中に完成品はひとつもありません」とは、
講談師・三代目神田松鯉氏の言葉。
人気講談師の六代目神田伯山氏の師匠です。
一昨年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
芸の世界では「四十・五十は青二才」といわれます。
講談界の低迷期を支えてきた氏は、
「講談が衰退したのではない。講談師が衰退したのだ」
との先輩の言葉を肝に銘じます。
78歳の今も高座に上がり続けています。
かくしゃくと歩く98歳のの婦人がいます。
“何があっても負けない”と誓っています。
阪神・淡路大震災で被災した時も、
原点を思い返し、苦難を乗り越えてきました。
婦人に元気の秘訣を尋ねました。
「健康でいる私の姿そのものが、
偉大さの証明になると思うの。
だから、一日一日を大切にしたい」。
先輩の姿に改めて教えられました。
その「不退の人」に人生の栄光は輝きます。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!