D51形蒸気機関車(デゴイチ)と新幹線。
それぞれの時代を象徴する二つの列車は、
イメージに大きな差があります。
漆黒の鋼鉄の塊が力いっぱいに客車を引っ張るD51。
一方、流線形の新幹線は滑るように高速で駆け抜けていく。
見た目も全く違う両者を計画、設計、
実現したのは同一人物です。
その人、島秀雄氏に至言があります。
「ひとつの手だてさえ見つければ、『出来ます』と言える。
あらゆる筋道をツブさないと、『出来ない』とは断言できない」。
どんなに厳しい局面にあろうと、
安易に「できない」などと口にせず、
必ず勝利をたぐりよせてみせる、
という不屈の心を感じてならない。
強い責任感と使命感が言わせた言葉だろう。
困難といえば、すべてが困難であり、
不可能といえば、いっさいが不可能です。
偉業であればあるほど、その実現の道が容易であるはずはない。
“できるか、できないか”を迫られても、
「やってみせる!」と言い切る。
その強靱な一念が、不可能を可能にするのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!