空に、入道雲が躍っています。
本格的な夏の到来です。
雲は大まかに10種類に分類されるといいます。
「巻雲」「高積雲」「積乱雲」……。
だが春夏秋冬、千変万化の雲の姿を見ていると、
もっと多彩ではと思えてならない。
歌人・石川啄木に『雲は天才である』と題する小説があります。
雲を表すに言い得て妙だ。
雲は自在。
形を自由に変え、何ものにも縛られない。
雲は一時も止まることがない。
風に乗って山を越え、川を越え、街や国さえ越えていく。
雲は「空の旅人」です。
雲の旅には、国境がありません。
心の世界にも、国境はありません。
だから、大空のように広い広い心の世界で、
人と人とを結んでいきたい。
「夏雲の湧きてさだまる心あり」(中村汀女)。
夏の入道雲は上へ上へと勢いよく発達しています。
1秒間で約10メートル成長することもあるといいます。
“わが心も空へと大きく大きく広げてみせる”と決めよう。
「挑戦の夏」「成長の夏」を共々に!
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!