樹木の切り株や根元などから生えてくる若芽のことを
「ひこばえ」といいます。

 

太い幹に対して、若い芽は孫のようだから
「孫生え」と呼ばれるようになったといわれます。

 

春の季語として、俳句や連歌にもたびたび登場する言葉です。

 

昨年、地域の公園のサクラが、台風の被害にあいました。
 

倒れると危ないので、やむなく伐採され、
後には切り株が残りました。

 

するとどうだろう。
 

先日、そこを訪れると、
切り株のあちこちから「ひこばえ」が芽吹いていました。


 

自ら蘇生し、命をつなごうとする植物の
旺盛でダイナミックな生命力。

 

緑を輝かせる若芽を見て、清々しい気持ちになりました。



 

近年の度重なる自然災害、そして長引くコロナ禍……。
 

ある女性が、しみじみと語っていました。
 

「何があっても、若い人たちを守って、育てていかないとね」
「だって、これほど大変な時代を経験しているんだもの。
その分、どんな人にも優しく、
温かい社会をつくってくれるに違いないじゃない」。


 

傷ついても、倒されても、負けずに伸びる「ひこばえ」。
 

それは、人間が成長する姿とも、
信念を継承する姿とも重なります。

 

今がどれほど困難で、つらい時期だったとしても、
励まし合って前進すれば必ず、希望が芽生えます。

 

人材が伸びていきます。






「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!

 

 

 

 

 

 

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