その昔、嵐が来ると植木屋の親方は
得意先の庭を見て回った。

 

嵐の後には瓦職人が手掛けてきた家々の屋根の無事を
確かめに歩いたといいます。


 

それは顧客への義理立てではなく、
「自分の仕事に対する誠意」
と評論家の長谷川如是閑は記しました。

 

心と行動が強く結び付く「誠意」
仕事というより生活全体で養われる精神だ、とも。


 

ある青年は手作りのしおりを大切にしています。
 

20年前、大学に進学する際、先輩から贈られたものでした。



 

その先輩は家庭の事情で大学進学を断念しました。
 

“ならば、英知の人材を送り出そう”と青年を励まし、
成長を祈りました。

 

「役割だから」ではなく、「純粋な信念ゆえ」だろう。
 

その行動は後も続きました。

 

先日、青年が先輩と久方ぶりに再会をしました。
 

手には、あの日のしおり。
 

そこには先輩の自筆で
「学び続ける人は、行き詰まらない」との言葉が。

 

実は、励ましてきた後輩たちの頑張る姿に学んだ先輩も、
一念発起し、働きながら大学の通信教育部を卒業していました。

 

言葉通りに生きる先輩の実証が、今も皆を励ましていました。
 

誠意が光る人生は美しい。






「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!

 

 

 

 

 

 

 

フォローしてね!