108分間で地球を一回りした宇宙飛行士ユーリー・ガガーリン。
「飛んだ!飛んだぞ、ひとりで!」
「お前は、自分の欲するすべての目標に
到達することができるのか(中略)──できるとも」
「誓い!それは動かすことのできない、
大きな容量をもつ言葉である」。
手記には、訓練を経て、宇宙に飛び立つまでの
青年ガガーリンの言葉が鮮明に刻まれています。
今や、国際宇宙ステーションでは
宇宙飛行士たちが国籍を超えて協働したり、
遠く離れた天体に正確に探査機を送って岩石を持ち帰ったり、
火星や月の次世代開発計画が進んでいます。
たった60年で、宇宙開発は飛躍的な進歩を遂げました。
ロシア宇宙飛行士、アレクサンドル・セレブロフ博士が、
人間交流に関する興味深いエピソードを語っています。
同博士がアメリカの青少年宇宙会議「YAC」の招聘で、
ロシア側の一員として会議に参加した時のこと。
YACの議長はベトナム戦争に参加したヘリコプターの
元パイロットでした。
一方、ロシア側にも退役軍人がいて、
彼を打ち落とそうとした人物だったことが分かりました。
退役軍人らは議長の自宅に招かれます。
議長の父親は
「息子の命を奪おうとされた敵方のパイロットとは、
いやはや、なんと歓迎申し上げればよいのやら・・・」。
そして彼らを尊敬すべき客として迎えました。
「宇宙は尊い。地球は尊い。人間は尊い。
さらに、生命は尊い。限りなく尊い」。
時代がどんなに変わろうとも、技術がどんなに進もうとも。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!