一本の鉛筆を最後まで使い切るとして線を引いた場合、
どれくらい書けるだろう?
何と50キロ!
サインペンは700メートル、
ボールペンは1・5キロというから桁違いの長さです。
小川洋子さんの近著『そこに工場があるかぎり』。
鉛筆工場の方のすてきな言葉も紹介されていました。
「減った分だけ、何かを生み出しているんですよ。
子どもたちが勉強をして、夢をかなえてゆく。
それを担っているのですから、
鉛筆は素晴らしいなと思います」。
鉛筆がわが身を削り、黒い線となった分だけ、
新しい未来が創られます。
今はパソコンで文字を入力するが、
ひと昔前は用紙に鉛筆で書いていました。
鉛筆への見方が一変しました。
同じ物を見ても、見る人の境涯で見え方は
全く異なってきます。
「(才能ある人物は)生きる時代を照らすべく
炎を上げる宿命を負った流星なのだ」とは、
鉛筆を作ったナポレオンの言。
流星のごとく完全燃焼し、時代を照らした英雄は5月、
没後200年を迎えます。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!