ときどき通る道にソメイヨシノの古木があります。
歩道側に大きくはみ出すほどの巨木で、
毎年、千朶万朶の桜となります。
今年は例年より早く、淡紅色の花が一気に開花しました。
しばし見入っていると、
童謡詩人の金子みすゞさんの作品「木」が頭に浮かんできました。
「お花が散って/実が熟れて、/その実が落ちて/
葉が落ちて、/それから芽が出て/花が咲く。/
そうして何べん/まわったら、/
この木は御用が/すむかしら。」。
桜の古木に「ありがとう!」と感謝しました。
私たちは、とかく目に見えるものにとらわれがちだが、
目に見えなくても存在する大切なものがたくさんあります。
生命の営み、心、絆、空気……。
このことは少し想像力を働かせれば気付くのだが、
普段忘れかけていることが怖い。
目には見えないが、何があっても負けない心は必ずあります。
桜の花言葉は「精神の美」です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!