全国各地で桜が咲き始めました。
今日20日は、春の訪れを感じる「春分の日」。
17日は彼岸の入りでした。
「春分の日」を中心に、日本では先祖に感謝する意味も込めて、
墓参りなどの風習が根付いています。
その日本でも、時代とともに「死」を忌み嫌い、
遠ざけるようになってきました。
ところがコロナ禍に直面し、
今、死がリアリティーをもって受け止められ始めています。
死者とどう向き合うのか。
彼岸のこの時期に、改めて考えてみたですね。
亡き人を縁にしながら、悲しみや苦しみの記憶が、
一つの物語になっていきます。
その物語を共有する中で、生きる意味を見いだし、
前に進む力へと変えていけます。
死者と生者の、どちらもが孤立することなく、
共に歩んでいく───
そうしたストーリーを持つことが大切です。
死というものを真っすぐに見つめる時、
人間はより良い人生を生きることができるのです。
仏様を供養することは決して故人だけのためではなく、
今を生きる人のためでもあり、
未来を力強く志向したものであるべきなのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!