映画「男はつらいよ」に、こんなシーンがあります。
寅さんの甥っ子が大学受験に悩み、
「何のために勉強するのかな」と尋ねた。
「人間長い間生きてりゃいろんな事にぶつかるだろう」と、
寅さんの人生談義が始まる。
「そんな時オレみてえに勉強してない奴は、
この振ったサイコロの出た目で決めるとか、
その時の気分で決めるよりしょうがないな」。
だが勉強した人は違う。
「自分の頭で、キチンと筋道を立てて、
はて、こういう時はどうしたらいいかなと考える事が
出来るんだ」。
受験生に限らず、大人になっても学ぶ意味の重要性は
変わらない。
特に「不確実性の時代」といわれる現代、
正解を出せない“難問”にぶつかることは誰にでもあるでしょう。
頭がいい人とは、どんな人か。
絶対にあきらめない人。
分からないことから逃げるのではなく、
何としても分かろうとする「強い心の人」です。
どんな状況にあっても善の価値を創造するため、
「学ぼう!」との思いを持つ。
「どうせ自分なんて」と卑下する人がいたら、
寅さんではないが、
「それを言っちゃあ、おしまいよ」と励まし合いたい。
人は学び続ける限り、行き詰まることはないのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!