フリーアナウンサーの笠井信輔さんは一昨年の冬、
悪性リンパ腫に。
昨年6月に完全寛解となるまで、
先の見えない不安な心を支えたのが、
本年3月で10年となる東日本大震災の取材で得た経験でした。
当初、被災者の多くは“あの人が亡くなった”
と失った縁を語っていました。
だがある時から“避難所であの人に会えた”と、
足し算の縁を語る人が増えていきました。
氏は「苦境に立たされた時に
『引き算の縁』から『足し算の縁』へのスイッチの切り替えを
うまくできる人は困難を乗り越えることができる」と感じ、
それが闘病の支えになったといいます。
良き縁は、自身の成長の糧となり、
苦境にあっては生きる勇気を呼び覚ます力となります。
善き友と励まし合って進む人生に行き詰まりはありません。
自らが友の「善縁」となります。
病など自分を苦しめる一切を、「善知識」へと変えていきます。
一人一人との縁を強く、深くすること。
きょうも工夫して、善縁を広げる挑戦を重ねたいですね。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!