その人のもって生まれた性格自体は、変わりません。
例えば、細かいことを気にする人がいます。
そうした性格の人は、人に何かをひとこと言われただけで、
不安になったり、傷ついたりしてしまいがちです。
また、他人の小さな欠点が気になって仕方がない。
そして、結局、日々、
悶々としながら過ごすことになってしまいます。
では、変革していくと、どうなるか。
細心であるという性格は変わりません。
しかし、人に言われたひとことを真摯に受け止め、
自分を向上させる糧にしていくようになります。
また、他人の小さな欠点に気付くことは同じですが、
その欠点を自分はどうやって補ってあげられるかという心配りが
できるようになります。
さらに、他人の長所にも気付くようにもなります。
細かいことが気になる人は、
細やかな気遣い、配慮ができるということです。
川があります。
川幅や流れの形は、基本的には変わりません。
これが性格です。
しかし、泥水が流れ、飲むこともできなかった川の水を、
清浄極まりない水に変えることができます。
自分の性格というのは、いわば個性です。
そこに自分らしさもあります。
自分の性格は、大事な自分の個性ですから、
人と比べて卑下したり、
羨ましがったりする必要はないんです。
梅は桜になることはできないし、桜も梅になることはできません。
大切なことは、自分は自分らしく、光り輝いていくことです。
人が真似ることのできない、
自分らしい最高の魅力を発揮していくことができるんです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!