『論語』に出てくる話から。
 

ある国の家老が「よき指導者か否かは、
生まれつきの素質で決まる。
どうして教育や教養で飾る必要があるだろうか」
と発言した。

 

孔子の弟子、子貢は反論した。
 

「生まれつきの素質と教育とが分かちがたく一体となって、
はじめてよき指導者となれる」。


 

この時、家老の失言を嘆いた子貢が言った言葉が
「駟不及舌」(駟も舌に及ばず)。

 

駟は4頭立ての馬車で、古代中国で最も速かった乗り物。
 

言葉の伝わるのは非常に速く、
高速車でも追い付くことはできない。

 

だから発言は慎重にというわけだ。



 

翻って現代のネットワーク社会。
 

電子メールやSNSのメッセージは瞬時に届く。
 

誤解を招く表現や誤送信が原因で、
関係がぎくしゃくしてしまった経験を
お持ちの方もいるかもしれません。


 

言葉は「独り歩き」する。
 

言葉は本来、発した時の状況や文脈の中で
真意が分かるものだが、状況や文脈から切り離されると、
誤った解釈で伝わる場合があります。

 

それが怖い。

 

言葉は心から生まれます。
 

言葉をたどれば、言葉を発した人の人間性が分かる。
 

心して紡ぎたいですね。







「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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