大手シティーホテルで副総支配人として奮闘している友人。
ホテルの開業準備室の中心メンバーとして活躍して以来、
労働組合の初代執行委員長のほか、
ホテルの各部署の責任者を務めてきました。
これまで、ホテルは右肩上がりの成長を続けていましたが、
コロナ禍で状況は一変。
宿泊客は激減し、イベントは中止となり、
レストランの休業を余儀なくされたのです。
彼は、目の前の顧客に尽くし抜いていたつもりが、
いつしか売り上げに気を取られていたことに気付き、
唖然としました。
そこで、顧客の声に自ら耳を傾けようと、
直接、電話を掛けていきました。
100人以上の顧客から話を伺う中、
ホテルが地域住民から愛され、
支えられてきたことを知りました。
”ホテルマンとして今こそ地元の方々に恩返しを!”と決意。
近隣の福祉施設にパンを届けたり、
宿泊客のいない客室の照明でハートの形を描いたりと、
皆で知恵を出し合い、地域の皆さんに喜んでいただけることを
行ってきました。
すると、地域の方々がレストラン再開当日に来店したり、
感染対策を取りつつ、
セミナーや少人数の食事会を開催してくれたりと、
ホテルを応援してくれるように。
今、客足が少しずつ戻りつつあります。
彼は語っています。
「お客さまのため、社会のため、
ホテルができることをさらに追及し続けます」。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!