国連が本年3月に発表した2020年版「世界幸福度報告」では、
フィンランドが3年連続で首位に。
一方で日本は62位でした。
17年の51位から3年連続で順位が後退する日本で、
近年、特に評価が低い項目が「寛容さ」。
その要因について、桜美林大学の山口創教授は
「人とのつながりが少ないこと」を挙げます。
人とつながることは幸福感に必要不可欠の要素であり、
反対に「孤独は心と体の健康にとって最大の敵」と指摘します。
孤独を回避するには、たまに会う遠くの友よりも
「身近な人に目を向けて交流することが必要」
と山口教授は強調します。
「色々なことを気兼ねなく話し、
大変なときはすぐに支え合うことができるような
密な関係が求められている」と。
昔から“遠くの親戚より近くの他人”といわれます。
もちろん、親戚や家族が近くにいるのに越したことは
ないのだろうが、そうとは限らない。
そんな時、何かあれば助けてくれる近隣の友人がいれば、
どれほど心強いか。
その結び付きが人生を豊かにし、
自他共の幸福を開く力となります。
互いに励まし合う日々の活動は、
地域を支える安心・安全のネットワークでもあります。
“誰も置き去りにしない”との心で、
幸の語らいを広げましょう。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!