作曲家・ピアニストの山中惇史さんが、語っていました。
クラシック音楽は、楽譜に沿った忠実な演奏が求められる。
その奏法は何百年も変わらない。
「変わらないから面白いのです」と。
クラシックの名曲には、
偉大な音楽家たちの“魂”が息づいています。
魂の力は、時を経ても衰えません。
そこに迫ろうとする限り、
楽器や演奏者が変わっても人々を魅了し続けるでしょう。
変化変化の社会。
近年は、インターネット等が普及し、新しい情報、
新しい製品が容易に手に入るようになりました。
が、どんな新情報や新製品もすぐに古くなる。
しかも、そのサイクルはますます短くなるようです。
心したいのは、いかに技術が進歩しても、
人間の本質に関わる「生老病死」という根本的な苦悩は
なくならないということです。
「生」を喜びと充実で満たし、
「老」や「病」さえ大きな境涯を開く糧にし、
「死」を永遠の幸福への晴れやかな出発にしていく。
この叡智は、古くなることがありません。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!