小説家の森博嗣氏は子ども時代、読書が苦手でした。
理由は遠視。
文字を見ようとピントを合わせても前後がぼやけてしまうので、
一文字ずつ本を読むしかありませんでした。
そんな氏が、人生で初めて買った本が
エラリー・クイーンの『Xの悲劇』。
1ページを読むのに、10分以上もかかりました。
それでも毎日2時間以上をかけて読み進めました。
結局、読了には約1カ月かかったが、
その面白さに驚愕したといいます。
氏は「本に出会うことは、人に出会うこととかぎりなく近い」
「本を開き、活字を読み始めるだけで、
一瞬にして遠くまで行ける感覚がある」と。
一人の人間が経験できることは限られているが、
読書によって、多くの人の人生から学び、
世界の文化を知ることができます。
「本」は、地球を瞬時に移動できる“世界旅行の切符”であり、
歴史を学び、未来社会を生きる“タイムマシン”であり、
“偉人との対話の広場”です。
読書は、「心の翼」を大きく広げ、
向上の人生を生きる源泉となります。
たくさんの“良書と出合う”夏としたいですね。。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!