「日々、新しいものをつくっている実感がある」とは、
107歳の美術家・篠田桃紅氏の言葉。
氏の作品は、大英博物館やメトロポリタン美術館などにも
収蔵されています。
「老いてわかることがまだある」と語る氏も、
いわゆる“スランプ”に陥ったことがあります。
それでも「落ち込んだり、
焦ってやけを起こしたりしない」といいます。
なぜなら“自分を優れているとは思っていないが、
劣っているとも思わない”から。
氏は語ります。
「誰とも比べない。標準以上とか標準以下とか、
比較をしない。誰でも、同じ人はこの世に二人といない」。
人はどうあれ、自分は自分――
簡潔な言葉に、芸術家の誇りがみなぎっています。
周囲と比べ、一喜一憂してしまうのが人の常。
だが、移ろい続ける周囲を“基準”にする限り、
不安は消えないでしょう。
自分も他人も皆、かけがえのない存在――
この事実を思い起こすことで、人は深く励まされ、
安心と自信が生まれてきます。
変化の激しい時代であるほど、自分自身に生き抜く。
自分が尊敬できる自分をつくっていくことです。
周囲と比べるのではなく、“これまでの自分”と比べる。
自ら決めた目標へ、自分らしく、日々、新しい挑戦を始めましょう。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!