将棋の八大タイトルの一つである棋聖戦で、藤井聡太七段が、
「現役最強」といわれる渡辺明棋聖に勝利しました。
17歳11カ月でのタイトル獲得によって、
従来の史上最年少記録が30年ぶりに更新された。
プロ棋士としてデビューしてから29連勝を飾るなど、
数々の記録を樹立してきました。
師匠の杉本昌隆八段は、
弟子の藤井新棋聖について「闘争心の塊」と述べています。
「負けた悔しさを次の対局にぶつけて成長した」。
棋士の羽生善治九段は、将棋の勝負を決するのは、
「『負けたくない』と思う気合い」
「努力しても勝ちに恵まれないときにも持ちこたえる根性」
など、今の時代には評価されない「泥臭い能力」が大きい、
と指摘します。
「負けたくない」という心の強さ――
その重要性は、盤上だけに限りません。
いかなる試練に遭遇しようとも、
そこから立ち上がる「不屈」の強さが、私たちの真髄です。
将棋の駒の「歩」は1マスずつ前に進み、
敵陣に入ると「金」と同じ働きをする。
日々の生活においても、一歩また一歩と、
自らが掲げた目標へ向かって、挑戦を重ねていきたい。
その「負けじ魂」の苦闘が、
わが黄金の歴史に変わっていくのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!