鉢植えで育てていた「ど根性ヒマワリ」が今年も咲いた。
ベランダが明るくなり、梅雨のうっとうしい気分が吹き飛びました。
東日本大震災が起きて迎えた最初の夏(2011年)。
がれきの中から茎をねじ曲げながらも懸命に伸び、
大輪の花を咲かせた「ど根性ヒマワリ」は、
被災者の生きる希望となりました。
その1世の種は希望のメッセージとともに各地に広がり、
今年咲いたのは10世となります。
なぜ1世、2世、3世と数えるのか。
ど根性ヒマワリを見つけた被災者は言います。
「例えば50世になり、
子どもたちが『なぜ50世なの?』と尋ねた時、
『50年前、大震災が起こって……』と震災の話ができます」。
震災を忘れず、次代へつなぐ大切なツールでもあります。
背丈が大きく伸び、花の部分が重いヒマワリは
太い茎でも支えきれずに折れたり、風で簡単に倒れたりします。
今年は支柱を立てたので事なきを得ました。
支えるものが強ければ倒れません。
コロナ禍も大雨被害もそうだが、支え合う心が希望となり、
生きる力となる。
支え合う心は、相手の状況を「人ごと」ではなく
「自分ごと」と捉える想像力から生まれます。
ヒマワリの花言葉は「あなたは素晴らしい」です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!