現代社会の動向を巨視的に見ると、
時代は「HOW(どのように)」から「WHY(なぜ)」
「WHAT(何のため)」に移りつつあります。
つまり、目的が自明の場合、
人々の関心事は“どう効率よく達成するか”
という「手法」ばかりになる。
一方で、環境が激変し、価値観が根底から揺らいでいる時、
人は“なぜ”“何のため”
という「生きる意味」を問い直すという趣旨です。
コロナ禍が世界に広がり、
「異常気象」がもはや
“異常”とはいえない気候変動となって現れている今、
この視点は現在の私たちにも十分当てはまります。
無論、医療・科学技術などを駆使し、
確実に生命を守る施策は絶対に必要です。
その上で、従来の生活様式や機構、考え方を再検討し、
今一度、個々が生きる根本的価値を
確立すべき岐路に立っているのではないでしょうか。
こうした放置できない重大な事態を「一大事」といいます。
「一」は原点。
「大」は原点から遍満した生命の拡大や知恵の発現。
「事」はその拡大や発現が事実と刻まれること。
平和と共生の“原点”である考え方を、
今こそ時代精神へと高めゆく時です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!