落語家の林家たい平さんが述懐しています。
娘が小学校を卒業した2011年3月のこと。
東日本大震災の影響で、卒業式は卒業生と保護者、
教職員代表だけのささやかなものになった。
席上、校長先生が児童たちに語り掛けた。
「人が一番嬉しいと感じるのは、
どういう時か知っていますか?」
「人を助けた時と、人から助けられた時です」。
皆が先の見えない不安にいる中、
たい平さんはこの言葉に深く救われたといいます。
その後、“自分も誰かの、何かの助けになれれば”との思いで
被災地を回りました。
そうして結んだ縁が今、
噺家としての支えにもなっていると語ります。
福島県のある男性は工芸品制作で培った腕を生かし、
被災地でキャンドルライトをともす取り組みを始めました。
共感の輪が少しずつ広がり、その数は8万本を超えました。
「寄り添う心を表現したかった」と語る男性は、
家族の病気や経済苦との闘いを、
仲間の励ましで勝ち越えた体験を持ちます。
自他共の幸福にこそ、真の充実と深い喜びがあります。
“誰かのため、今の自分に何ができるのか”を考え、
行動したいですね。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!