「現時点でできることに集中する」――
米プロバスケットボールNBAで2人目の
日本人プレーヤーとなった、渡邊雄太選手の信条です。
膝の“成長痛”に悩まされた中学時代のこと。
思うように練習できない自分に比べ、
他の選手はどんどん上達していく。
そこで、膝に負担を掛けない練習方法を考え抜きました。
その一つが、高くジャンプせず、
素早く正確なシュートを打つ練習。
父に買ってもらった練習用のリングを使い、
ひたすらシュートを打ち続けました。
今、バスケットボールの本場アメリカで、
自分よりはるかに背の高い選手と渡り合えるのは、
この中学時代のシュート練習があったから、と渡邊選手。
「現時点でできることに集中して取り組んでいれば、
それは必ず将来生きてくる」と断言します。
夏の甲子園やインターハイ、各種コンクールなど、
小・中学生、高校生の多くの大会が中止や延期となっています。
練習の成果を発揮できない悔しさはあろうが、
積み重ねた努力は決して消えません。
一つ一つが人生の糧となります。
苦しんだ分だけ、将来、必ず大きな花が咲きます。
奮闘する“未来の主役”たちに、
真心のエールを送るのは大人の責任です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!