イソップ童話の「うさぎとかめ」は、
足の速いウサギと遅いカメが競走し、
油断して眠ったウサギに、カメが勝利する物語。
ゆっくりでも着実に前進する大切さを伝える話とされます。
童話は世界的に有名だが
「人や国によって解釈が異なるようです」と、
識者が教えてくれました。
ある国際会議で彼が童話の教訓を話すと、
エジプトの学者はウサギとカメの競走自体が愚かだと力説。
ウサギにもカメにもそれぞれ良さがあることから、
「個性の尊重」が童話の真意ではないかと述べました。
一方、タイの学者は「共に生きる」がテーマと主張しました。
ウサギが横たわっているのに、なぜ声を掛けないのか。
眠っているだけならいいが、病気やけがだったら大変だ。
そんな時はウサギを起こして一緒にゴールを目指すことを
子どもたちに教えたい、と。
「着実な前進」「個性の尊重」「共生」――
同じ話でも国や文化が異なれば受け止め方も違います。
とはいえ、どれも知恵に満ちた興味深い観点。
捉え方の“違い”は“豊かさ”ともいえるでしょう。
心の状態によって現実は姿を変えます。
伸びよう、学ぼうという心がある限り、
どんな状況も成長の好機に変えられます。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!