負債の返済や闘病を経て、70歳で大学院へ。
猛勉強を重ね、77歳で博士号を取得した
経営コンサルタントの吉岡憲章さんが、
第二の人生を充実させる秘訣を語っています。
人は年齢を重ねると、つい過去の“手柄話”が多くなりがち。
吉岡さんは友人と話す時には
「昔話はやめよう。未来の話をしよう」と呼び掛けます。
自分が未来を見据えた話をすれば
「同じように前向きな話ができる良い仲間ができてくる」と。
さらに、愚痴っぽい話になりそうな時には、こう問い掛けてみます。
「その話、孫にどう話す?」。
すると皆、「おっ、これではいかん」と、
背筋がシャンとするといいます。
「心がけ一つで、どんな形でも周囲に付加価値を
生む人生を送ることはできます」――あらゆる世代に通じる、
自他共に高め合うヒントといえるでしょう。
いたずらに不安をあおるような情報が氾濫する昨今。
それに埋没すれば、かつての日常への憧憬が浮かぶばかりで、
心は満たされまい。
今の悩みを分かち合う友の存在や、
明日への希望を語る「声」が求められています。
「声掛け」に大切なのは、まず「心掛け」です。
電話でもオンラインでもメールでも、
一緒に新たな一歩を踏み出せるような気配りと、
真心の声を届けたいですね。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!