昭和の大女優・高峰秀子さんが養女を迎えたのは、
80代半ばの時でした。
「かあちゃんは、自分が年をとったと思ったのは、いつ?」
と娘から尋ねられ、「今日できることを明日に延ばした時」と、
即答したといいます。
「それは何歳の時?」との質問には「74歳」と。
料理や読書に励み、規則正しい生活をおろそかにしない。
より良い人生について、生涯、問い続けました。
そんな母・高峰さんには
「己を律する心が、微動だにせず存在し続けていた」と、
娘は振り返っています。
中国のことわざに
「身体の老いは恐れないが、心の老いが恐ろしい」と。
心の老いとは、意欲や気力を失うことともいえよう。
社会や生活状況の変化に直面した時こそ、
“自分はこう生きる”という哲学があるか否かが問われてきます。
人間はこの地球上に楽しむために生まれてきました。
うわべの楽しみではない。
豊かな生命力と知恵で逆境も成長の舞台に変え、
生涯青年の心で“今できること”に挑戦していくことです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!