ジャズの巨匠アート・ブレイキー氏がかつて、
日本で公演したことがあります。
その折、音楽教室を開催し、
音楽隊・鼓笛隊にドラムの打ち方などを指導しました。
「形式や、型で打つのではない。心で打つのだ!」と。
ジャズの最大の特徴は「即興」にあります。
自らが発する音に他の奏者が反応し、
他の奏者の音に自分も応えていく。
その一音一音は奏者の心に湧き上がるもの。
ゆえに一流のジャズ奏者であればあるほど、
「心で演奏する」ことを強調するのです。
自己を全面的にさらけ出し、心と心、
本質と本質でぶつかり合う───それがジャズなのです。
いわばジャズは「楽器を通した対話」の芸術です。
心が響き合うほどにハーモニーは美しく研ぎ澄まされ、
人の胸を打ちます。
実際の対話も、共鳴し、高め合うところに醍醐味があります。
「令和」の英訳「ビューティフル・ハーモニー」のように、
心を結ぶ”対話のハーモニー”を奏でましょう。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!