パリの新聞に掲載されたアレクサンドル・デュマの小説
『モンテ・クリスト伯』。
日本では明治時代、ジャーナリストの黒岩涙香が
刊行した新聞に、「巌窟王」の題名で掲載され、
人気を博しました。
周囲の陰謀によって、
孤島の牢獄に捕らわれた主人公の青年が、
14年の投獄を経て、冤罪に陥れた者への復習を果たす物語。
その逆転劇を可能にしたのが、獄中での老神父との出会いです。
万般の学問を学び、財宝まで譲り受けた感謝を、
青年はいかなる時も忘れませんでした。
中国には、「飲水思源(いんすいしげん)」
という言葉があります。
水を飲む時に井戸を掘った人に思いをはせる。
人から受けた恩を忘れてはいけない、などの意味です。
常に「源流」の精神を確認し、「原点」に立ち返り、
恩ある人に報いようと努力を重ねる。
その中でこそ、時代の激流に翻弄されず、
発展していくことができるのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!