日本オリンピック委員会の新会長に選ばれた
全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏。
数々の偉業を打ち立てた氏にも、
深く悔いの残る試合があるといいます。
それは大学2年時、全日本学生柔道選手権の決勝戦。
最初の1分間、相手は積極的に攻めてきたが
次第に守りに入りました。
一方で氏は果敢に技を掛け続けます。
試合終盤、”判定で勝てる”と踏んで攻撃の手を緩めました。
しかし結果はまさかの「判定負け」。
試合後、恩師は叱責します。
”お前は相手に負けたんじゃない。自分に負けたんだ!”。
以来、氏は一本勝ちを狙う”攻めの柔道”を貫き、
公式戦で203連勝を達成します。
振り返れば、あの”判定負け”が人生最後の敗北となりました。
どんな強敵にも勝る最大の敵は、
自身の心に潜む油断や慢心でしょう。
柔道の創始者・嘉納治五郎の言葉に
「尽己竢成(じんきしせい)」、
すなわち”全精力を尽くした努力の上で、
成功を期待すべき”と。
”この辺でいいだろう”という油断は転落の道。
日々、挑戦し、自身の殻を破ろうとし続ける。
常勝の人生の鉄則だと思いますよ。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!