イギリス史に残る、ある人物への悪評に疑問を抱いた主人公が
史書を徹底的に調べ上げ、真実に迫っていく───
”歴史ミステリーの傑作”と名高い
『時の娘』
(ジョセフィン・テイ著)です。

同書の中に、意図的な「作り話」が広がり
「通説」へと定着していく過程を言い得た一文があります。

 

「今となってはもうとり返しがつかん。
この話は嘘だと知っている連中が黙って見ているあいだに、
そのまったくの嘘っぱちが伝説になるまでに
ふくれ上がってしまったんだ」。



 

社会にはびこる根拠なきデマや中傷。
 

その拡散の過程は、今も昔も変わらないでしょう。
 

人は、いかに低俗な作り話であっても、
繰り返し聞いているうちに真実と思い込んでしまうもの。


 

人々を不安や混乱に陥れるデマを正すには
「嘘だと知っている人」が立ち上がり、
真実を語り抜く以外にありません。

 

「一」言われたら「十」言い返すぐらいに。






「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!

 

 

 

 

 

 

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