「お前は駆けっこが速いな。すごいぞ!」。
平成の名伯楽・小出義雄氏がマラソンにのめり込んだのは、
小学校の担任からこう褒められたことがきっかけでした。
高橋尚子さんや有森裕子さんをはじめ、
世界的なマラソンランナーを育て上げた氏。
その指導方針は「褒めて伸ばす」。
個性やタイプに合わせた練習内容を組み、
褒めるタイミングに心を砕いたといいます。
「褒める」と「おだてる」は似ているようですが、
全く違います。
「褒める」は、相手を知らなければできないからです。
相手の努力や苦労を理解し、その心に寄り添いつつ、
的確に評価する。
褒める側の眼力や人間力も問われます。
人を褒められる人は幸せです。
人をたたえ、皆の心を豊にした分だけ、
自分も心豊かになるからです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!