友人が中学時代の思い出を語っていました
彼の学校の吹奏楽部は相当な実力があって、
ある日、学校行事でその演奏を聴く機会があったそうです
音楽に関心がない彼は、どんな曲だったか覚えていません
だが、演奏後の指揮者の話は、今も忘れないといいます
「曲の音符一つ一つの音を皆さんが聴くのは一瞬です。
でも、その一音を奏でるために私たちは、
皆さんの想像を絶する時間を練習に費やしてきました」
”偉大な瞬間”の背景には、偉大な労苦の積み重ねがある───
友人の話を聞きながら、以前、大病で入院した女性を
思い出しました
その女性は仲間の励ましを胸に、12月、ついに退院を果たし、
仲間の前であいさつに立ちますが、
感謝の涙で言葉が出ません
「ほら、わが家に帰ってきたら何て言うの?」と仲間に促され、
絞り出すように言いました
「ただいま」
苦楽の山坂も、生き抜けば人生勝利と結実する、
と教わったような気がします
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!