「鞭を惜しむと子どもがダメになる」
と体罰を肯定する考えが主流だった時代、
ある母が幼い息子をこう言って叱りました
「外で鞭を探してきなさい」
外に鞭など落ちているはずもありません
息子は代わりに、石を持って帰りました
”僕を痛い目に遭わせたいだけなら、
石でもいいでしょう?”と、訴えるように涙を流した
われに返った母は、息子を抱き締め、一緒に泣きました
その後、石は台所の棚の上に置かれ続けました
「暴力は絶対にだめ!」と、自らを戒めるために
スウェーデンの児童文学作品『長くつ下のピッピ』
の作者アストリッド・リンドグレーンが
1978年、ドイツ書店協会平和賞授賞式のスピーチで
紹介した、知人女性のエピソードです
”力で物事を解決しようとする生き方”を、
人は自分の親から学ぶという説があります
ゆえに戦争の根っこも、家庭にある
人間の心に「平和の砦」を築く───
その第一歩は、家庭から始まるのです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!