作家・藤沢周平さんの小説『又蔵の火』は、
主人公の又蔵が厄介者の兄をかばう内容になっています
発刊当時、藤沢さんはの実兄は事情があって
行方知れずでした
藤沢さんは、この本を世に出すことで
兄を捜そうとしたのです
作品を通し、”恨んでなどいない。帰ってきてほしい”
そう伝えたかったのだろうと、
藤沢さんの娘が本に書いています
その後、別の作品で直木賞を受賞し、
時の人となったことで、兄弟は連絡が取れたといいます
先日、意外なことを言う女性がいました
「私、新聞に出たかったんです」
彼女は幼い時、訳あって、父と別離
離れても父は父
後日、新聞に掲載された彼女の記事を読んだ父から連絡が
「お前からのメッセージと思って読むよ」
”あなたの娘は幸せに頑張っています”と、
確かな形をもって伝えたいと願っていました
長年の願いがかなった喜びが涙と光っています
いちずな思いは距離を超えます
そして、人の心を引き寄せ結び合うのです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!