”世界一強い女の子”をご存知でしょうか
スウェーデンの児童文学作品『長いくつ下のピッピ』
の主人公です
９歳のピッピは力持ち
馬を軽々と持ち上げ、大力の大男でさえかなわない
大人にも言うべきことは言う
そんな彼女が放つメッセージは、次の言葉に集約されます
「大人だというだけで、その人の言うとおりに、
絶対しなくていいの！大人の指図に従うなら、
そこにはきちんとした理由がなくちゃならないわ！」
作者の故アストリッド・リンドグレーンは
”子どもの代弁者”でした
大人の理不尽な規範や要求に対して
「本当に正しいの？」と問い掛ける作品が多い
それが子どもの読者に「そうだ、その通り！」
との爽快感をもたらすのです
大人は、一方的に子どもを教訓できるほど
完成された人間なのか───
むしろ、経験が大人を堕落させていることも少なくない
「子供を教えるといことはむしろ僭越である。
われわれこそ子供より学ぶべき多くのものを持っている」
とはロシアの文豪トルストイの叫びです
大人自身も子どもから学び、
共に向上していかなければなりません
その第一歩は、子どもたちの声に全力で
耳を傾けることです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫！大丈夫！
