ある中学校の吹奏楽部の練習を見学したことがあります
町で唯一の中学校で、部員も初心者が多い中、
新たな顧問になって数年のうちにコンクールで
日本一に上り詰めました
さぞかし特別な指導法があるのだろうと興味津々でしたが、
その期待はあっさりと裏切られたのです
見た目の練習は、多少でも吹奏楽をかじった人にとっては
当たり前の内容ばかり
「秘術なんてないですよ」と笑う顧問の言葉が信じられず、
部員たちに話を聞いて回り、ようやく答えが分かりました
一つは「〇時から全体練習」と板書された「〇時」の意味
それは”集合時間”ではなく、皆が個人練習を終えて、
最高の状態で全体練習の臨む”開始時間”を指していたのです
各人が”自分をピークに導く練習法”を
あみ出しているといいます
もう一つは「何のため」を自分でとことん考えること
”この練習は何のため”から、
”何のために私は部活動を頑張るのか”などにも及びます
「広く、深い目的観を持つ自分づくりのためです」
と顧問は教えてくれました
私たちの日々の行動も一見、同じ行為の繰り返しに思えます
しかし、その一回一回に真剣に臨み続けた人は、
輝き、人の心を変え、時代や社会を
希望と幸せの方向へ変革していけるのです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!