「バッハやモーツァルトが弾いた楽器の音を
実際に聞けるならどんなに素敵だろう」
「そんな夢が叶うことをご存じだろうか」───
オペラ歌手の佐藤しのぶ氏がエッセーにつづっていました
ある博物館ではイタリアで400年前に作られた
「ピサ・チェンバロ」をはじめ、
古典ピアノのミニ演奏会が1日5回、開かれます
その演奏会が日本でも開催されたので行ってきました
佐藤氏が言う通り、当時の楽器が実演されることは
世界的にもまれです
古典ピアノの調整を担う専任調律師は語っています
「”職人魂”が燃えました」
とはいえ当初は難問ばかり
鍵盤が動かず音の出ないものや、
微妙な温度・湿度の変化で音が狂うものなど、
楽器として使える状態ではなかったそうです
専門書を手に手探りの中、ピアノと向き合う日々
一台ごとに専門の工具を手作りしました
また季節の変化や来館者数に対応して、
温度・湿度を管理する技術を編み出しました
音楽には形がありません
しかし、音楽でしか表現できないものがあります
楽聖たちが愛した古典ピアノの響きを聴きながら、
文化を守り育む大切さをかみ締めることができました
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!