料理教室の講師を務める友人は、豚肉ソテーを作る時、
「ネギとごま油を加え、さっと全体を和える」と言います
ふと思いました
「和える」と「混ぜる」は、どう違うのか
講師いわく「辞書で『和える』を引くと、
『混ぜて調理すること』とあります。
それなら『混ぜる』でもいいじゃないかと思いますよね」
だが料理人には「和える」の方がしっくりくるといいます
「混ぜる」が食材をごちゃ混ぜにすることを指すのなら、
「和える」はそれぞれの味を生かし、
より深い味わいを生むイメージらしい
「和」の字には「協力し合うこと」等の意味があります
「団結」にも通じるでしょう
中国の古典『春秋左氏伝』には、団結のあり方を巡って、
「和」と「同」の違いが記されています
「和」とはスープを作るようなもの
水と火、酢や塩や梅を用いて魚や肉を煮込み、
おいしいスープを作る
「同」は水に水を足すようなもので、
誰がおいしいと言って食べるのか、と
皆が”同じ”になる必要はありません
個性が豊かでいいのです
和で進む時、個々の”持ち味”も最大に発揮されるのです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!