中国のことわざに「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」
とあります
司馬遷が、前漢時代の武将・李広を評して使った言葉です
桃や李は何も言わないが、その花の美しさや果実に
引かれて人が集まり、自然と木の下に道ができる、
との意味です
李広は口下手だった
しかし人柄は勇敢で無私無欲
温かく、部下思い
皆が李広を愛し、喜んで共に戦ったといいます
多くを語らずとも、徳のある人物のもとに
自然と人が集まることは、古今に変わらぬ真理です
世の中、決して「話が得意な人」ばかりではありません
むしろ「話すのは苦手」という人が少なくありません
他者を思う心が凝結した「一緒に頑張りましょう」の一言に、
石のようにかたく心を閉ざしていた人でさえも立ち上がるのです
名将・李広は”弓の達人”でもありました
強き執念から放たれた一矢が石をも射ぬいたことから、
「石虎将軍」と称されます
話の巧拙ではありません
他者の「心」を射ぬくのは、
真剣にして誠実な一念から発する一言です
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!