作家の向田邦子さんが、片方の手袋をなくした時のことを
エッセーに綴っています
気に入っているため、もう片方を捨てるに忍びない
そんなある日、偶然、同じ手袋の片方だけを拾った
届け出るが、持ち主は現れず、結局、向田さんが譲り受けた
ただ喜びもつかの間
その手袋は残しておいたのと同じ左手用だった
手袋は左と右がそろってこそ役に立ちます
相対する存在が互いを意味あるものにする───
それは人生においても一つの真理です
成功ばかりで失敗がない、安楽だけで悩みがない───
そんな人生はありません
同じように、苦悩ばかり、災いばかりという人もいません
”この試練があったからこそ、幸せを開けた”
という確信することです
乗り越えた時、苦難も金色の思い出に変わるのです
味わい深い人生が築かれるのです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!