幼少の頃、内気な性格だった東山魁夷氏は、
部屋で絵本を見たり、絵を描いたりしていました
そんな氏を外の世界に連れ出したのが幼稚園の先生
”黒板にチョークで描いた花やチョウ、
犬などを褒められた時は本当に嬉しかった”
と氏は述懐します
中学生でも先生に油絵を褒められ、
次第に画家を志すようになります
父親の猛反対に遭い、先生に泣いて打ち明けると、
「親孝行は親が生きている間だけのことではない」と
さらに先生は熱心に父親を説得してくれたのです
周囲の”あの時の一言”がなければ、
国民的画家は生まれなかったかもしれません
励ましは、時に人生を左右します
とりわけ若い頃に認められ、信頼された記憶は
心に深く刻まれ、その人を力強く支えていくのです
「褒める」とは相手の長所を発見し、
正しく評価する行為
ピントの外れた褒め言葉は「お世辞」と見透かされます
褒める側の「目」も試されているのです
精いっぱいの励ましを送りたいですね
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!