あるエッセー本が話題になっています
著者は執筆当時、92歳だった作家の佐藤愛子氏
「もう『進歩』はこのへんでいい。
更に文明を進歩させる必要はない。
進歩が必要だとしたら、それは人間の精神力である」
などと鋭い論評は健在です
佐藤氏は88歳で自身最後の長編小説を書き上げ、
”これからは、のんびりと老後を”と過ごしていたといいます
しかし、”ハリ”のない毎日を送るうちに、
老人性のうつ病になりかけます
しばらくして、エッセー連載を持ち掛けられ、仕事を再開
すると、体調も回復
「人間は『のんびりしよう』なんて考えてはダメだということが、
九十歳を過ぎてよくわかりました」と、巻末でつづっています
多くの人が長寿を手に入れられるようになった今、
”いかに生きるか””何のために生きるか”
といった人生の目的観に、ますます焦点が
当てられるようになりました
病や老いなどの苦悩はあっても、
それに打ちのめされない、負けない心、強い心、広い心、
豊かな心を培っていけばいいんです
いつまでも”生涯青春”の心意気で、
魅力的に年を重ねる先輩達から、
”輝いて老いる”生き方を学んでいきたいですね
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!