日本人で初めて”10秒の壁”を破る快挙を達成した
日本学生対校選手権での桐生祥秀選手
レースの号砲を鳴らすスターターも、
専門的な視点からレースを見つめていました
決勝レースが迫っても、会場には強い風が吹いていたのです
好記録が出ても、風速2㍍超の追い風になると
「参考記録」になってしまいます
スターターはコース脇にある吹き流しを観察しました
「ビュー、ビュー」
風は一度吹いた後、3秒ほど弱まり、また吹くことに気付きます
このリズムをもとにスタートのタイミングを計り、
号砲を鳴らしました
レース後、「9秒98」を示した電光掲示板には
「+(追い風)1.8㍍」の文字も点灯
記録は公認されたのです
華々しい表舞台の陰には、
それを支える多くの人の存在があります
一人一人がそれぞれの役割に徹し、工夫や努力を続ける
全ての力が相まって、偉業は成し遂げられると思いますよ
誰が見ていなくとも、使命を厳然と果たし抜く
その陰徳が崩れない偉大な陽報をもたらすのです
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!