今日は子供の日
皆さんは、お子さんと真剣に話し合う時間を作っていますか
熊本県立美術館で展示「震災と復興のメモリー@熊本」
が開催中です(5月21日まで)
展示では、1792年(寛政4年)に起きた
津波被害も紹介されています
この前年、長崎・雲仙岳では火山性地震が頻発
山体の崩落で有明海に土砂が流れ込んだため、
熊本は津波に襲われました
県内には現在、その記憶をとどめる70碑以上の
津波碑が立っています
石碑の一つには、災害時の教訓に加え、
”子孫をも諭し、戒めなさい”と、
災害の経験を後代へ語り継いでほしいとの願いが
刻まれています
同展の図録は、カラーの写真や図がふんだんに盛り込まれ、
分かりやすくなっています
主催者の田崎龍一館長は、
地震が100年周期で発生するとの通説に触れ、
「未来を生きる子どもたちが理解できなければ、
真の意味での復興につながらないと思ったのです」
と語っていました
熊本地震の直後、被災地など至る所で
ボランティアに励んでいた男性と話す機会がありました
大変な状況の中で、助け合い、励まし合った経験を、
人生のかけがえのない宝としてほしいです
黄金週間は、子どもたちと触れ合う絶好の機会
語り残したことを、真剣に話し合う場も作りたいですね